山永株式会社

屋根塗装を放置すると、見た目だけでなく、住まいの耐久性にも大きな影響が出ます。

屋根塗装の放置によるリスク

• 防水性の低下

屋根塗装は雨水の侵入を防ぐ「防水膜」としての役割があります。

塗膜が劣化すると水を吸いやすくなり、屋根材自体の腐食やひび割れが発生します。

• 屋根材の劣化

塗装により紫外線や風雨から屋根を守ることで、瓦やスレート、金属屋根の劣化を遅らせます。

適切なタイミングで塗り替えることで、屋根材の交換という大きな費用を防げます。

• 雨漏りや建物内部の損傷

塗装を放置して劣化が進むと、雨水が屋根材の隙間から浸入し、天井や梁、断熱材までダメージを与えることがあります。

こうなると、塗装だけでは済まず、補修費用が大幅に増えるリスクがあります。

• 美観や資産価値の悪化

塗装が劣化すると色あせやコケ・カビの発生が目立ち、見た目が悪くなります。

住宅の外観を整えることは、資産価値の維持にもつながります。

屋根塗装を放置すると、雨漏りや屋根材の交換など高額な修理が必要になることがあります。

劣化サインをチェックして、塗り替えのタイミングを確認しましょう。

• 色あせ・色むらが目立つ

屋根の表面が日光で色あせ、元の色より薄くなっている。

塗膜が紫外線で劣化しており、防水機能が低下しているサインです。

• コケ・カビ・藻の発生

屋根全体や隅に緑色・黒色のコケや藻が見られる。

水分が屋根に残りやすく、防水性能が落ちていることを示します。

• ひび割れや欠け

スレートや瓦に細かいひび割れや、角が欠けている部分がある。

塗装だけでなく屋根材自体への影響が出る前に塗り替えで保護する必要があります。

• 塗膜の剥がれや粉化（白っぽい粉が出る）

屋根の表面が粉っぽくなったり、塗装が剥がれかけている。

塗膜の防水性が失われており、早めの塗り替えが必要です。

• 雨漏りや雨だれの跡がある

屋根裏や天井にシミができている、雨だれの跡がある場合は要注意。

塗装だけでは防げない状態になっている場合もあるため、専門家に相談しましょう。

屋根塗装のタイミングは、一般的に築10年前後がひとつの目安とされています。

特に、スレート屋根（カラーベスト）や金属屋根など、瓦以外の屋根材では塗膜の劣化が進みやすく、定期的な塗装メンテナンスが必要です。

10年というのはあくまで「目安」であり、屋根材の種類や立地環境によって劣化スピードは大きく異なります。
たとえば、以下のような環境では、より早く塗装が必要になることもあります。

• 日当たりが強く、紫外線を多く浴びる場所

• 海沿いで潮風や塩害を受けやすい地域

• 雨が多く湿気がこもりやすい環境

• 雪や霜が多い寒冷地

こうした条件下では、築7～8年ほどで塗膜の劣化が始まるケースもあります。

築10年を目安に、屋根の状態や劣化サインをチェックすることが大切です。

屋根塗装の仕上がりと耐久性は、施工時の気候に大きく左右されます。

季節ごとのメリットと注意点を押さえておきましょう。

ベストシーズン春（3月～5月）・秋（9月～11月）

• 気温：15℃～30℃程度、湿度が安定
• 塗料が乾きやすく、性能を最大限に引き出せる
• 作業がスムーズで、きれいで長持ちする仕上がり
• 秋は空気が乾燥しており、カビや藻の発生リスクも低い

避けるべき時期

• 梅雨（6～7月）：雨や湿度が高く塗料が乾きにくい、工期が延びやすい
• 真夏（7月下旬～8月）：気温が高すぎると塗料が乾きすぎてひび割れや性能低下の原因
• 真冬（12～2月）：気温が低いと塗料が乾きにくく、密着不良や凍結のリスクがある

屋根は住まいを雨や紫外線、風から守る重要な部分ですが、普段は目に触れにくく劣化に気づきにくい場所です。

塗装を放置すると、雨漏りや屋根材の交換など大きな修理費用につながることもあります。

屋根塗装の目安は築10年前後で、色あせ・ひび割れ・コケの発生などの劣化サインを確認することが大切です。

施工は気温と湿度が安定した春・秋がベストシーズン。

早めの点検・塗り替えで屋根を守り、建物の美観と資産価値を維持することができます。

屋根の状態や塗装の必要性に迷ったときは、施工実績が豊富な山永株式会社にご相談ください。

専門スタッフが丁寧に屋根をチェックし、お客様に合った最適なプランをご提案いたします。