水まわりリフォームの最適なタイミングはいつ? ~設備別の寿命や劣化サインについて~

毎日使うキッチンやお風呂。キレイで使いやすかった設備も、「汚れが落ちにくくなった」、「お湯が出るまでに時間がかかる」といった、小さなストレスを感じることはありませんか?
実はその「ちょっとした使いにくさ」が、設備の寿命が近づいているサインかもしれません。
水まわり設備は、単に「使えるか使えないか」だけでなく、最新の機能に入れ替えることで家事の負担が減り、光熱費の節約にもつながります。
今回は、各設備の具体的な交換時期の目安や、劣化サインについて解説しますので、ご自宅の設備がそろそろ交換時期を迎えていないか、ぜひ参考にしてください。
水まわりリフォームは、壊れてからでは遅い!
水まわりは知らないうちに劣化している
キッチン・浴室・トイレ・洗面台などの水回りは、頻繁に使う場所であるため、劣化しやすい反面、不具合が目で確認しづらい傾向にあります。
知らない間に、見えない配管などの腐食が進んでいるケースが多く、漏水に気づかず放置してしまうと、床材や建材まで腐食が進行していたり、電気系統などに影響を与えてしまうことも。
放っておくと大変なことに…
他にも、例えば、昔からあるタイル張りのお風呂は、小さなひび割れ部分から水がしみこんで内部が腐食し、水漏れやシロアリが発生しやすくなります。
そうなってしまうと、大規模な設備の修理だけではなく、構造部分からの補修が必要になり、リフォーム費用が高額になることもあります。
また、水まわりは、突然故障するリスクも高く、しばらくの間、その設備が使用できなくなることも。
さらに、水まわりのリフォームは、複数の業者が連携して進めるため、注文の手配や職人スケジュールの関係で工期がずれ込む可能性や、急な追加工事で工期が伸びる可能性もあります。
毎日使用するトイレやお風呂が長期にわたって使えないとなると、一大事。
普段通りの生活が送れないと大きなストレスとなってしまいますよね。
そうならないためにも、劣化サインを見逃さず、早めにリフォームを検討することが大切ですので、この後ご紹介する、劣化サインのどれか1つでも当てはまる場合は、一度プロに見てもらうことをおすすめします。
設備別に交換時期の目安や寿命、劣化サインをご紹介
設備別の寿命(耐用年数)や、どのような症状が出たらリフォームするタイミングなのか、具体的な劣化のサインをご紹介します。
■システムキッチン(台所)
<シンク>
耐用年数:約15~20年程度
劣化サイン:
- 汚れやサビ、変色や退色が目立つ
- シンク下がカビ臭い
- 表面の化粧板がはがれている
- ひび割れや傷・穴がある
<給湯器>
耐用年数:10~15年程度
劣化サイン:
- 使用中の異音
- エラーコードが出ている
- 温度が安定しない、熱いお湯が出ない
- 水漏れ
<食洗機>
耐用年数:8~10年程度
劣化サイン:
- 汚れが落ちが悪い
- 異音や異常な振動
- 乾燥できない
- エラーコードが出ている
- 電源が入らない
- 水漏れ
<蛇口・水栓>
耐用年数:8~10年程
劣化サイン:
- 水栓レバーが固い、重い
- 蛇口が回らない
- 本体がガタつく
- 水漏れ
■浴室
<ユニットバス>
耐用年数:15~20年程度
劣化サイン:
- 取れないカビ、サビ
- コーキング部分の剥がれやヒビ
<壁や床>
耐用年数:15~20年程度
劣化サイン:
- 壁が汚れている
- タイルが割れている、剥がれている
<排水溝>
耐用年数:15~20年程度
劣化サイン:
- 嫌なニオイがする
- 流れにくい
■トイレ
<便器本体>
耐用年数:10~15年程度
劣化サイン:
- 臭いが取れない
- 異音がする
- 温水便座が動作しない
- 便座がグラついている
<壁や床>
耐用年数:10~15年程度
劣化サイン:
- 臭いが取れない
- 床が黒ずんでいる
■洗面台
<洗面台本体>
耐用年数:15~20年程度
劣化サイン:
- 鏡が曇りやすい
- スムーズに排水しない
- 水栓がグラついている
「完全に壊れてから」ではなく、「違和感を感じた時」がリフォームの最適なタイミング。
次の目次では、どのような点に気をつければよいのか、水まわりリフォームを成功させるポイントをご紹介します。
水まわりのリフォームを成功させるポイントは?
■リフォーム時に気を付けるポイント
カタログだけでは決めない
WEBサイトやカタログだけでは、素材の質感や色味、サイズ感がイメージと異なる場合がありますので、ショールームで実際に商品を体験し、デザイン性だけでなく、使い勝手や家事動線も意識して選びましょう。
ショールームに行けない場合は、SNSやレビューを活用し、実際に使用している人の声を参考にするのも一つの手です。
工期を確認する
一般的な交換工事であれば、長くても5日程度で終わりますが、電気や水道の配管工事や内装工事なども行う場合は、1週間以上かかることも。
さらに、間取り変更まで行う場合は、加えて工期が長くなるため注意が必要です。
工事中に設備が使用できない場合もあるので、銭湯を利用したり、身内の家にお世話になることも含めて考えましょう。
■費用を抑えるポイント
まとめるとお得な場合も
まとめて工事をすると、工事の準備(養生)、解体、設置、片付けなどの作業が一度で済むため、工事業者の人件費や交通費を抑えることができます。
また、メーカーによっては、まとめて購入することで、割引や特典が付くキャンペーンを実施していることもありますのでリフォームを検討する際は、キャンペーン情報もこまめに確認し、積極的に活用しましょう。
見積もりを取る際は、複数の業者へ依頼し、価格や工事内容を比較検討し、不当に高額なリフォームではないかを確認するとよいですね。
不要な工事を避ける
希望になかった工事をどんどん追加してしまうと、工事費用が大幅に増加してしまう可能性があります。
先ほど、「まとめるとお得な場合もある」とお伝えしましたが、どの部分をリフォームの対象にするかを明確に決めてから業者に依頼しましょう。
本当に必要なリフォームを見極め、絞ることが費用を抑えるためのポイントです。
保証やアフターサービスも考える
業者を選ぶ際は、保証やアフターサービスが充実しているかどうかも確認。
保証やアフターサービスが充実していれば、完成後に不具合があったとしても安心です。
補助金制度も確認する
国や自治体によっては、省エネ性能の高い水回り製品へのリフォームや、バリアフリー化を目的としたリフォームに対して、補助金制度を設けている場合があります。
リフォームの内容が補助金の条件に合うかどうかを確認し、制度を利用できれば、工事費用を大幅に抑えることができます。
■普段から注意するポイントなど
見えない劣化に普段から注意し、<目次1>でお伝えした劣化サインを視覚と聴覚、嗅覚を使ってチェックしましょう。
また、劣化を少しでも防ぐために、こまめに掃除と換気をして清潔な状態を保つことも大切です。
まとめ
水まわりの不調は、住まいのSOSサイン。
これまでご紹介した劣化サインのような小さな変化を感じたら、リフォーム検討の合図かもしれません。
完全に故障してからでは、日常生活に大きな支障が出るだけでなく、建物自体へのダメージも深刻化し、修繕費用が膨らんでしまいます。
15年〜20年を目安に、プロによる点検を受けたり、補助金を活用した賢いリフォーム計画を立てたりすることが、長く快適に住み続けるポイントです。
山永株式会社では、お客様のライフスタイルや設備の劣化状況に合わせた最適な水まわりリフォームをご提案いたします。
現地調査やお見積もりは無料ですので、少しでも気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
